Great Place to Work Institute Japanは2月16日、「2021年版　日本における『働きがいのある会社』ランキング」を発表した。

同社はランキング参加企業のアンケート結果を点数化し、一定レベルを超えた会社を「働きがいのある会社」として発表している。アンケートは従業員向けと企業向けの2種類で構成されており、同社と外部有識者からなる委員会がランキングを決定している。

ランキングはエントリー方式で、25名以上の法人が参加できる。今回は計462社が参加し、従業員規模別（1000人以上、100人～999人、25人～99人）にランキングが集計されている。

大規模部門（1000人以上）において、第1位を獲得したのはシスコシステムズだった。これに、セールスフォース・ドットコム、ディスコが続いている。シスコシステムズの評価ポイントは、「ミッションや価値観が明確に定められ、それに基づきさまざまなな制度や施策が設けられており、特に福利厚生、ダイバーシティ、コミュニケーション、教育などの面が明確な方針のもと豊富な施策が用意されている。働く従業員は事業に誇りを感じられており、仕事に行くことを楽しみだと感じられている」とのことだ。

中規模（100～999人）において、第1位を獲得したのコンカーとなった。これに、サイボウズ、CKサンエツが続いている。小規模部門（25～99人）において、第1位を獲得したのはフラッグシップオーケストラだった。これに、ダイレクトマーケティングミックス、ENERGIZEが続いている。