NTTとKDDIは2月16日、2020年9月11日に締結した社会貢献連携協定に基づき、両社で推進する「つなぐ×かえる」プロジェクトの第2弾として、2021年3月以降、リモートワークやICTのスキルに関わる研修・就業支援の取り組みを開始し、受講者を専用サイトで募集すると発表した。
新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、就職氷河期世代を中心に、失業する人やキャリアチェンジを余儀なくされる人が増加している一方、リモートワークが急速に浸透し、ICTを活用できる人材が求められている。こうした背景から、両社は協力して能力開発支援のプログラムを実施することにより、就業が困難な人の課題解決に貢献していくという。
両社の取り組みでは、専用サイトに応募があった能力開発や就業に課題を抱えている高校・大学など既卒の50歳未満の人 (その他、性別、学歴、職歴などは不問) に対し、リモートワークスキルに関わる支援を実施する。
さらに、500名超に両社の通信インフラやITに関わるさまざまなアセット (IT人材育成コンテンツ、研修プログラムなど) を活用した能力開発プログラム (リモートワークスキル研修・ICTスキル研修) をオンラインで提供し、学びの機会を創出する。
能力開発支援のプログラムを修了した人を対象に、NTTグループ、KDDIグループおよび受講者自らにあった企業への300名超の雇用創出を目指す。