富士通は2月15日、同社のクラウドサービス「FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud」の運用に必要な全電力を、2022年度までに100%再生可能エネルギーとして運用すると発表した。
同社グループは2018年7月にRE100へ加盟し、グローバルで策定した再生可能エネルギー調達原則の中で、グループ拠点における再生可能エネルギー由来の電力使用を、2050年までに100%とすることを目標にしているという。
データセンターにおいては、外気冷却やAIを活用した空調設備の制御による冷房効率の最適化など消費電力の削減に取り組み、継続的にPUEを改善するなど、持続可能な社会に向けた施策を推進しているというということだ。
今回、これらの施策に加え、日本国内にある同社のデータセンターにおいて、「FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud」の運用に必要な全ての電力を、2022年度までに100%再生可能エネルギーとすると発表した。
これにより、同社グループにおける再生可能エネルギーの使用目標の達成に向けた取り組みを加速させ、中長期環境ビジョンに掲げた同社グループの脱炭素化と、顧客・社会の脱炭素化および気候変動適応へ貢献していくとしている。