NTT都市開発、5Gを活用した警備ロボットの実証実験

NTT都市開発は2月10日、NTTドコモ東海、大成、Mira Roboticsとともに、アーバンネット名古屋ビル（愛知県名古屋市東区）において、入居するワーカーの安心安全を守るための警備ロボットの実証実験を行うことを発表した。実施期間は2月15日～19日。

• 5Gを活用した警備ロボット実証実験

実施するのは、Mira Roboticsの次世代型アバターロボット「ugo TS-P（以下、ugo）」を活用し、総合ビルメンテナンスの大成と連携したロボットによる警備業務の実証実験。

ロボットの遠隔操作にはドコモの5Gを活用し、ugo×5Gによる立哨業務や巡回業務を実施する。なお、ugoと5Gを組み合わせた実証実験は、全国で初めてだとしている。

• 実証実験イメージ

ugoは、2本のアームが特徴的な次世代型アバターロボットを活用し、ビル警備における人とロボットの分業モデルを実現するロボット警備ソリューション。

警備会社と連携したロボット警備を行い、2本のアームでエレベーターのボタンを操作してフロアを移動。オペレーターによる遠隔操作に加え、決められたルートの自律走行も可能だということだ。

5Gを活用することで高精細映像を活用した警備を行い、複数のロボットをリアルタイムに制御可能だとしている。

今後、NTT都市開発では、2月2日に発表した「街づくりDTC」の実証実験への応用も見据え、同実証実験に取り組むいうことだ。