Betanewsは2月5日(米国時間)、「Microsoft: Windows 10 version 2004 Feature Update is now available for (nearly) everyone」において、MicrosoftがWindows 10のバージョン1909および2004のステータスを「broad deployment」(広範な展開)に変更したと伝えた。v2004は2020年5月27日にリリースされたが、それから多くのPCに対してアップデートが推奨されるバージョンには指定されていなかった。今回ステータスが変更されたことで、すべてのユーザーがWindows Update経由でこれらのバージョンへのアップデートを適用できるようになった。
Windows 10のv1909およびv2004のステータス変更については、Microsoftの次のサポートページにコメントとして記載されている。
- Windows 10, version 1909 and Windows Server, version 1909 | Microsoft Docs
- Windows 10, version 2004 and Windows Server, version 2004 | Microsoft Docs
このサポートページで、v1909は「Windows 10, version 1909 is designated ready for broad deployment for all users via Windows Update.」(v1909はWindows Updateを介してすべてのユーザーに幅広く展開できるように指定されている)と記載されているのに対して、v2004は「Windows 10, version 2004 is designated for broad deployment. 」(v2004は広範な展開用に指定されている)という記載になっている。
この2つの表現の違いは、v2004には依然として互換性に関する多くの既知の問題が含まれていることによるものと、Betanewsは指摘している。これらの問題の対象となっているPCをアップデートする際は注意が必要だ。
現在使っているPCがv1909およびv2004に対応している場合、Windows Update経由でアップデートを適用することができる。