アクセンチュアは2月2日、小売業界向けに、主にSalesforce Commerce Cloud、および自社開発のOMS(order management system)を活用したeコマースサイトの構築や運用事業などを手掛けるジネットシステムを買収したと発表した。
今回の買収により、ビジネットシステムの優れたeコマース体験を実現するサイト構築・運用力と、アクセンチュアが持つテクノロジー、デジタル戦略の立案、実行から、生産、物流に至るまでバリューチェーン全体のプロセスに精通した知見が融合されるとしている。
これにより、オンラインとオフラインの垣根のない、かつてない一貫した顧客体験が実現され、一気通貫したデジタル変革に向けたお客様の支援体制がさらに強化される。
アクセンチュアでは、ビジネットシステムの優れた資産、および新たに参画する約40名の高い専門性によって、商品やサービスのタッチポイントの最適化で優れた顧客体験の創造に加え、企業やブランドの存在意義に立脚し、経営そのものを顧客体験の創造を中心としたビジネス全体の変革支援を行うアクセンチュア インタラクティブが提供するサービスの強化につなげていく。