NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は2月1日、データ利活用を通じたデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、社会的課題の解決を通じた「Smart World」を実現するため、「スマートカスタマーエクスペリエンス推進室」を新設すると発表した。

NTT ComはこれまでSmart Worldに関する6つの推進室を設置し、それぞれの領域における取り組みを強化してきた。「スマートカスタマーエクスペリエンス推進室」は、7つ目の推進室となる。

NTT Comは、「Smart Data Platform」などを通じて、顧客の購買データなどを安心安全に収集・蓄積・分析する仕組みを提供している。また、それらをXR、AI、5Gなどの技術と柔軟に組み合わせたサービスやソリューションを提供することもできる。

「スマートカスタマーエクスペリエンス推進室」は、このようなNTT ComやNTTグループのリソースを用いて、企業の課題を解決するとともに、企業のサービスを利用する生活者の利便性や満足度を高めていく。具体策として、顧客がオンライン・オフライン双方で取得したデータを利活用できる仕組みを提供し、ECとリアル店舗双方のチャネル改革や、カスタマーエクスペリエンスのDX実現を支援する。