博報堂と博報堂DYメディアパートナーズは1月29日、博報堂プロダクツをはじめとする博報堂DYグループ各社とともに、XR技術を活用した生活者の新たな体験価値の創出と、企業と生活者の新たな関係構築を次世代型マーケティングサービスで実現を目指す、博報堂DYグループ横断プロジェクト「hakuhodo-XR」を設立したと発表した。
博報堂は、2016年よりグループ会社とともにVR・AR専門ファクトリー「hakuhodo-VRAR」の活動を通じ、XR領域のクリエイティブやソリューション開発を行っているが、今回この「hakuhodo-VRAR」の活動領域を拡張し、グループ全体で次世代型マーケティング領域に注力する。
具体的には、ショップやショールームでの接客対応、コールセンターや店頭カウンセリング、対面レッスンなどの「対面型コミュニケーション」の分野や、カンファレンスや展示会、イベント、新商品PR発表会、新サービス開発などの企業やブランドとのtoB・toC接点における分野、音楽イベント、スポーツ観戦、ゲーム実況などのライブ・エンタテインメント体験分野にXR技術を活用する。
また、XR領域全体の実験や領域拡張を行う場として「hakuhodo-XR Studio」を設置し、XR技術や有識者、プレイヤーなどに関する広範なXR領域のナレッジ蓄積と注力領域やテーマに基づくソリューション開発、継続的な情報発信を行うとしている。