伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は1月27日、DXに向けて顧客にノウハウをスキルトランスファーしながらプロダクト開発を行う「build service」を、同日から提供開始することを発表した。
同サービスは、米国のコンサルティング企業であるSlalomが策定したアプリケーション開発の内製化の手法PEM(Product Engineering Methodology)をベースとしたサービス。
実装前のフェーズで、顧客がユーザーに提供する価値やコンセプトの具体化、プロジェクトメンバーでの情報共有の仕組みや体制の構築、実現性の確認を目的としたフィジビリティスタディの実施などを行う。実装段階では、CTCエンジニアと顧客が一緒になった役割ごとのチームを組成し、それぞれの役割に必要なスキルやマインドセットを共有することで、顧客企業でのアプリケーション開発の内製化を支援するという。
提供価格は2000万円(税別)から。ITを活用した新規サービスの開発や業務改革を図る製造業やサービス業の企業を中心に展開し、3年間で10億円の売上を目指すということだ。