第一生命保険は1月27日、例年開催している「サラリーマン川柳コンクール」の第34回の全国優秀100句を発表した。今回の応募総数は6万2542句と、前年の5万3194句を大幅に上回った。

今回は、新型コロナウイルスの世界的流行をきっかけに、感染拡大防止の観点からテレワークを導入する企業が増えたことから、サラ川優秀100 句にも「テレワーク」をテーマに詠んだ作品が多数入選している。

また、健康を詠む川柳はこれまでも定番のテーマとして多くの作品が寄せられてきたが、2020年は外出自粛による運動不足で体重が増加した人が多かったようで、体重増を詠んだ句が多かったようだ。

そのほか、2020年6月に政府はテレワーク推進の壁となっている押印慣行について「押印についての Q&A」を発表したが、入選作品にはハンコレス化が進むことで、会社での役割がなくなってしまうことへの不安、いまだにハンコ出社をしなければならないことへの想いを表現した句が寄せられている。

  • 第33回『第一生命サラリーマン川柳コンクール』優秀100句 資料:第一生命保険

3月19日まで、特設Webサイトや「健康第一」アプリからベスト10を選ぶ投票を受け付ける。5月下旬に、ニュースリリース、ホームページおよび「サラ川ニュース」でベスト10を発表する。