アイロボットジャパンは、ロボット掃除機「ルンバ」をモチーフに開発され、無料ダウンロード可能な専用アプリでプログラミングすることで、走る、光る、描く、音を奏でることが可能なプログラミングロボット「Root(ルート)」の販売を発表した。
専用アプリは、ドラック&ドロップで簡単にプログラミングできるレベル1からテキストコーディングを行うレベル3まで、三段階のレベルで構成されており、幅広い年代で活用できるようになっている。また、、実際にロボットが手元になくてもアプリ上でプログラムを作成、シミュレーションを行うことができるほか、自作のプログラムをクラウド上に保存することで、世界中のプログラマーにシェアすることも可能だという。
同社では、ルンバの実機を使ったプログラミング教室を開催するなど、以前よりSTEM教育に力を入れており、今回の発表もそうした活動の一環だとしている。なお、発売は2月19日からで、同社の公式オンラインストアならびにiRobot Education認定販売代理店より購入することができる。
また同社はRootの販売開始に先駆けて全国の小学校を対象にRootを配布する「みんなでRoot!プロジェクト」の募集を開始。1校につき6台、合計1000台のRootを先着順に無償提供するとしている。