NTTPCコミュニケーションズ(NTTPC)と日本システムウエア(NSW)は1月18日、製造・物流分野等におけるDX推進に向け、AIを用いた動作解析ソリューションを共同開発したことを発表した。
両社が共同開発したのは、NTTPCが同社の動作解析AIサービス「AnyMotion」で培ったノウハウと、NSWが保有するアプリケーション開発技術を活用した動作解析ソリューション。
製造分野では、熟練作業員の作業を解析し、解析結果に基づいて若手作業員の指導や評価を効果的に行う。熟練作業員の卓越したノウハウをデータ化し、人材育成に活用するということだ。
物流分野では、運搬作業時の動作を解析し、適切な動作や改善ポイントの指導を行うことで、作業者の安全性や作業品質の向上を図るという。
スポーツ分野では、上級者のフォームを解析したデータと自身のフォームを解析したデータを比較することで、フォームの改善指導を効果的に行うという。また、ヘルスケア分野では、姿勢の正しさや身体の可動域などを定量的なデータで表し、客観的に評価を行うということだ。
なお、同ソリューションは、1月20日~22日に開催される「オートモーティブ ワールド2021(「第1回 MaaS EXPO」NSWブース)」内のバーチャルブースに展示される。