United States Computer Emergency Readiness Team (US-CERT)は1月7日(米国時間)、「Mozilla Releases Security Updates for Firefox, Firefox for Android, and Firefox ESR|CISA」において、Firefox、Firefox for Android、Firefox ESRに脆弱性が存在すると伝えた。この脆弱性を悪用されると、攻撃者によって影響を受けたシステムの制御権が乗っ取られる危険性があるとされている。
脆弱性に関する情報は次のページにまとまっている。
脆弱性が存在するとされるプロダクトおよびバージョンは次のとおり。
- Firefox 84.0.2よりも前のバージョン
- Firefox ESR 78.6.1よりも前のバージョン
- Firefox for Android 84.1.3よりも前のバージョン
脆弱性が修正されたプロダクトおよびバージョンは次のとおり。
- Firefox 84.0.2
- Firefox ESR 78.6.1
- Firefox for Android 84.1.3
脆弱性は深刻度が緊急(Critical)に分類されており注意が必要。Firefoxはメニューから「Firefox について」を選択することでバージョンを確認することができる。アップデート可能なバージョンが存在する場合はその旨が表示されるので、指示に従ってFirefoxを再起動することでバージョンアップが適用される。