パナソニックは1月7日、新型コロナウイルス感染症影響の長期化とそれに伴う同社がとしての社会貢献活動の一環として、自社生産のマスクを販売すると発表した。

  • マスクにはロゴが入っている

同社は2020年5月から、外部調達を削減することで市場のマスク供給の安定化を図ることを目的とし、社内分社であるコネクティッドソリューションズ社が保有するクリーンルームにマスク生産設備を導入し、「一般用マスク」「一般医療用マスク」を、主に社内及び関係先向けに製造してきた。

2020年7月からは「夏向けマスク」を生産し、各種スポーツ関連団体への寄付によるスポーツ振興及びアスリート支援を図ってきた。

今回販売される3層不織布マスクは、同社の国内工場クリーンルームにて、国内材料で生産されたもの。VFE試験やPFE試験でも99%の結果を確認済みだという。

  • 国内工場クリーンルームでマスクを生産している様子

販売はパナソニック公式ショッピングサイト「Panasonic Store Plus」で、2021年1月12日午前10時より開始される。価格は50枚入り1箱で税込3,278円。