シュナイダーエレクトリックは1月6日、HMI(プログラマブル表示器)の「Pro-face by Schneider Electric」(Pro-face)の新しい産業用コンピューターシリーズ「PS6000シリーズ」を同8日に発売すると発表した。
新シリーズは、HMI用途とエッジデバイス、どちらの環境構築にも適した機能・性能を備えた産業用コンピュータ。Intel 第8世代のハイパフォーマンスCPUなどのハイレベルなコンピューティングと、産業オートメーション用ソフトウェアのAVEVA(アヴィバ)のソフトウェアや、シュナイダーエレクトリックのEcoStruxureソフトウェアとの親和性を備え、エッジに求められるデータ処理から大中規模SCADAシステム用のライン制御監視まで、幅広い用途に対応する。
また、HMIソフトウェアとの組み合わせにより、生産現場内の200種類以上のさまざまな制御機器と接続できるドライバを持つほか、高い表現力を持ったHMIとして製造機械や設備のユーザビリティの向上でき、HMIとエッジの両面から製造現場のDXを支援するという。
さらに、日本国内設計による高い製品品質に加え、CPUの種類やディスプレイの有無、メモリなどの様々なオプションから用途に合わせた構成をウェブ上のコンフィグレータから自由に選択できる柔軟性を有する。
サポートの面でも国内自社拠点での修理対応や製品カスタマイズ、キッティングサービスなど、ニーズに合わせたサービスを提供し、同社のグローバルな拠点展開力により、欧州・アジア・北米でも日本国内と同等のサービスが可能なため、海外に出荷する装置のアフターサービスにもサポート対応する。
そのほか、IEC62443、Achillesに準拠したサイバーセキュリティ設計、注文後最短5営業日で届けるデリバリー体制を備えている。