Q-Successから2021年1月のWebサイト向けCMS (Content Management System)のシェアが発表された。2021年1月はWordPress、Shopify、Bitrixがシェアを増やし、CMSを使っていないWebサイトのシェアが減少した。

2020年12月の時点で、WordPressのシェアがCMSを使っていないWebサイトを割合を超えてシェア1位になっており、2021年1月はその傾向が継続したことになる。

WordPressほどの増加ではないが、WordPress以外ではShopifyのシェアが増加を続けている点が注目される。Shopifyは既に第2位のCMSとしてのポジションを確かなものにしており、増加傾向にある。現在の状況が変わる大きな理由はなく、今後も同様の傾向が続くものと見られる。

  • 2021年1月Webサイト向けCMSシェア/円グラフ

    2021年1月Webサイト向けCMSシェア/円グラフ

  • 2021年1月Webサイト向けCMSシェア/棒グラフ

    2021年1月Webサイト向けCMSシェア/棒グラフ

  • Webサイト向けCMSシェア推移グラフ - 資料: Q-Success提供

    Webサイト向けCMSシェア推移グラフ 資料: Q-Success

順位 CMS 今月のシェア 先月のシェア 推移
1 WordPress 39.5% 39.1%
2 None 38.3% 38.7%
3 Shopify 3.2% 3.1%
4 Joomla 2.2% 2.2%
5 Drupal 1.5% 1.5%
6 Wix 1.5% 1.5%
7 Squarespace 1.4% 1.4%
8 Bitrix 1.1% 1.0%
9 Blogger 1.0% 1.0%
10 Magento 0.7% 0.7%
11 OpenCart 0.6% 0.6%
12 PrestaShop 0.5% 0.5%
13 Weebly 0.3% 0.3%
14 TYPO3 0.3% 0.3%
15 Bigcommerce 0.3% 0.2%
16 Webflow 0.2% 0.2%
17 Adobe Dreamweaver 0.2% 0.2%
18 GoDaddy Website Builder 0.2% 0.2%
19 Tilda 0.2% 0.2%
20 DataLife Engine 0.2% 0.2%

Q-Successは、上位1000万のWebサイト(2013年6月までの上位100万)を調査対象としており、Alexaによって提供されたWebサイトの人気ランキングの3カ月の平均順位を用いている。