シスコシステムズ 代表執行役員社長 デイヴ・ウェスト(Dave West)氏は、2021年の年頭所感を発表した。
2021 年の新春を迎え、謹んでお慶びを申し上げます。皆様方のご健勝とご多幸、ご繁栄を心よりお祈り申し上げます。
今年は、丑年です。干支のなかで、牛は勤勉で前向き、誠実の象徴であり、これはあらゆる企業や組織にとっても高く評価されるべき特質で、シスコの企業文化とも通じています。シスコはこの企業文化をもって、「インクルーシブな日本の未来の実現」を目指しています。
私たちにとって「インクルーシブな未来」とは「誰もがテクノロジーの恩恵を受けることのできる社会」です。本年、シスコジャパンは「ニューノーマルへの対応」と「日本のカントリーデジタイゼーション」に注力し、その実現に貢献したいと考えています。
日本では、コロナ禍におけるニューノーマルや頻発する自然災害への対応から、多くの企業で事業継続のために、急速にテレワークが採用されてきました。シスコジャパンではこの数年、お客様の働き方改革をご支援するソリューションの提供に力を入れてきましたが、これからの新たなワークスタイルにおいては、テレワークのみならず、あらゆる場所からビジネスを遂行できるハイブリッドな戦略が求められます。テクノロジーを活用した就業環境を整え、すべての面での多様性を受容するオープンな企業文化を推進することこそが、私たちの目指す姿です。
シスコはまた、日本のカントリーデジタイゼーションを支援し、持続可能な経済成長と安心、安全な社会の実現に貢献するための取り組みを続けています。特に、トラベル ツーリズム&トランスポーテーション(TT&T)、デジタルワークプレイス、パブリックセーフティ、インダストリー4.0、デジタルスクール、5G インフラストラクチャという 6 つの分野に注力しています。
シスコは、これからもお客様のニューノーマルへの対応と日本のデジタル トランスフォーメーションを強力にご支援し、お客様の成長と日本社会の進化に貢献してまいります。