JR東日本は12月16日、1日当たり約 370万人の乗降客が行き交う新宿駅の東西自由通路において、国内最大規模の空間演出型の媒体をジェイアール東日本企画と共同で整備すると発表した。
同社は、グループ経営ビジョン「変革 2027」に掲げる「都市を快適に」および生活サービス事業成長ビジョン「CITY UP!」の実現に向けて、山手線を起点にまちの個性を引き出し、まちや人が有機的につながる心豊かな都市生活空間「東京感動線」の創造を進めている。
今回のプロジェクトの環境演出においては、デジタルアート集団「Moment Factory (モーメントファクトリー)」を起用。今年7月19日に開通した新宿駅の東西自由通路に、国内最大規模のLEDデジタルサイネージおよび天井面への演出照明・音響装置など空間演出型の媒体を整備する。
具体的には、新宿をモチーフにしたアートや、時間帯・季節に応じて映像・照明・音響装置を使用し統一感のある演出を行うことで、地域の魅力発信と新たな体験価値を創造し、新宿の新しいシンボルとなることを目指す。
通常の広告展開に加え、商品イメージやコーポレートカラーに合わせて演出装置をカスタマイズすることで、より効果的かつ魅力的な情報発信となるよう検討中だという。