シャープエネルギーソリューション(SESJ)と東京電力ベンチャーズは12月16日、「初期投資ゼロ」の法人向け太陽光発電サービス(オンサイトPPAモデル)の展開について、12月1日より提携を開始したことを発表した。

  • ビジネススキーム図

    ビジネススキーム図

このサービスは、顧客の工場や倉庫、店舗などの屋根や遊休地に太陽光発電システムを設置することで、初期投資や設備の維持管理の負担なく、一定期間、CO2フリーで発電した電気をリーズナブルな価格で提供するもの。

東京電力ベンチャーズは、顧客に対する同サービスの提供者として、太陽光発電システム導入の初期費用を負担した上で、同設備を設置・所有・運用し、顧客へ電気を供給する。

SESJは、太陽光発電システムの機器供給、設置工事に加え、保守・メンテナンスを行い、長期の安定稼働を支えるという。

今回の提携により、SESJの太陽光発電システム設置の実績と、東京電力ベンチャーズの電気事業に関するノウハウとを組み合わせ、同サービスを通じて新しい社会インフラの創出と再生可能エネルギーのさらなる普及拡大へ貢献するとしている。