通勤時の徒歩や駅の階段の上り下り、社内外での往来などスマートウオッチで計測すると想像以上に出社時には運動をしていることに驚いた人も多いだろう。在宅勤務やテレワークが増えると明らかな運動不足に陥ってしまう。コカ・コーラ ボトラーズジャパンは14日、自社開発のオリジナルアプリで同社従業員が競い合う健康経営への取り組み「Sawayakaウォーク2020」を開始した。

会社が貸与するスマートフォンを保有する全従業員を対象に個人戦、チーム戦で歩数をランキングで競い合うもので、自社で開発したアプリには1日や週ごとの歩数表示、目標達成のバッジ付与、ランキングなどの機能が搭載されており個人上位者と部署などの上位チームには健康グッズが贈呈される。通勤や移動の機会とともに対話も減ってしまうコロナ禍において、運動不足解消やコミュニケーション向上を図るために、自社で開発したスマートフォンアプリを活用したものだ。

  • アプリイメージ(同社資料より)

    アプリイメージ(同社資料より)

同社は3月に「健康経営優良法人(ホワイト500)」に認定、9月には自転車通勤を従業員に推進する社内規定の運用を開始するなど、100歳まで元気な体でいられる"Road to 100"を指針に掲げ継続的に健康経営に取り組んでいる。