Sansanと弥生は12月14日、Sansanの請求書のオンライン一元管理サービス「Bill One」と「弥生会計」をはじめとする会計・確定申告ソフトの弥生会計ラインアップが、2021年3月より連携を開始すると発表した。
同連携により、Bill Oneの利用者は、弥生会計ラインアップにそのまま取り込める請求書のCSVデータをダウンロードできるようになる。Bill Oneによりデータ化された勘定科目は、取引先単位のルール設定機能を利用して自動入力を利用することが可能。
弥生会計ラインアップでは、Bill Oneからダウンロードされた仕訳情報をそのままインポートすることで、自動で会計帳簿や決算書、レポートを作成することができる。
これにより、経理担当者は、請求書開封のためにオフィスに出社する必要が無くなるだけでなく、請求書情報を入力する際の記入ミスが無くなり、勘定科目が統一されることにより、経理業務の質の向上につながるとしている。
両社は今後、弥生の各種取引データを自動取込・自動仕訳するクラウドサービス「スマート取引取込」機能とBill Oneの連携も視野に入れ、経理業務全体のデジタル化を協業して支援し、業務効率化を後押しすることを目指している。