文藝春秋は10日、note社の第三者割当増資を引き受ける資本業務提携契約を締結したことを発表した。

"だれもが創作をはじめ、続けられるようにする"を掲げるプラットフォームnote(note.com)は、文字数が表示される一枚のノートでシンプルなつぶやきから小説などのボリュームある作品まで広く対応するが、豊富な連携機能も特徴だ。各種動画、SNS、音声サービスやマンガ、ショッピングサービスからGitHubまでデジタル時代に適したコンテンツへと羽を広げられる。テーマに沿った記事を有料/無料で提供できる"マガジン"機能、同ジャンルのクリエイターたちがコミュニティを開催できる"サークル"機能など有料記事を配信できる仕組みも搭載し、クリエイターの継続的な活動を支援できるプラットフォームとしての機能も充実している。

  • noteの新規投稿画面

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10日、文藝春秋はnote社の第三者割当増資を引き受ける資本業務提携契約の締結を発表。共同コミュニティ創出やイベントの共催、両者の社員交流など、デジタルと紙のコラボレーションを進めていく予定だ。文藝春秋の中部嘉人社長は、菊池寛の"人に頼まれて物を言うのではなく、自分で考えていることを自由な心持ちで言ってみたい"という約100年前の創刊の思いから立ち上がってきた企業であることに触れ、書き手を発掘・育成しようとするフレームワークを持つnoteが、志を共有できるパートナーであること述べている。