ダイヤモンド・ヒューマンリソースは12月8日、「大学生が選んだ就職先人気企業ランキング2020年【夏】(2022卒早期)」を発表した。
同ランキングは、ダイヤモンド就活ナビ2022に会員登録している、就職活動中の大学3年生と大学院1年生を対象に実施したもので、有効回答数は3282名。文系は国公立大学90大学 私立大学24大学とその大学院生が対象。
就職希望企業先を志望順に8社まで記入してもらい、1位企業=5ポイント、2位企業=4ポイント、3位企業=3ポイント、4位企業=2ポイント、5位以下の企業は1ポイントで加重集計し、ポイントの多い順にランキングを作成。
理系男子のランキングの第1位はNTTデータとなった。同社は2020年春(21卒後期)のランキングでは第12位であり、大幅にランクを上げたことになる。第2位は、JR東海、第3位はJR東日本となった。2020年春(21卒後期)は、JR東海が第6位、JR東日本は第8位であり、いずれも順位を上げている。
1978年の同調査開始以来、 初めて首位となったNTTデータを筆頭に、 野村総合研究所(第8位)、 Sky(第10位)とITベンダーがトップ10に3社ランクインした。NTTデータは31期連続で増収、 野村総合研究所も売上高、 営業利益が過去最高を達成。両社はデジタル投資の拡大を背景に業績が好調な上、 学生の知的好奇心に応えるインターンシッププログラムを提供していることも人気を集めたと考えられるという。
理系女子のランキングの第1位は、明治グループ(明治・Meiji Seikaファルマ)で、前回の第7位から順位を上げた。第2位は味の素、第3位は資生堂で、いずれも前回のランキングから順位を上げた。
1位の明治グループを筆頭に、味の素(第2位)、 森永乳業(第5位)、 森永製菓(第6位)、 日清製粉グループ(第7位)と食品関連メーカーがトップ10に5社ランクインした