伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は12月9日、企業のデジタル活用についての総合的な支援サービスを、同日から提供開始することを発表した。

このサービスは、ビジネスでのデジタル活用について、課題や目標といったテーマ選定から施策の決定、プランニング、基盤となるシステム構築まで、顧客のデータ活用を通したデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するもの。

総合的なデジタル活用の支援サービスである「デジタル活用アドバイザリーサービス」、データ活用関連サービス群「データ活用プランニングサービス」、「データ活用基盤アセスメントサービス」を提供する。

「デジタル活用アドバイザリーサービス」は、デジタル化を行うテーマの創出、改善方法の提案、施策の決定までを支援するもの。DX推進プロジェクトへ指南役として参加し、プロジェクト/チーム支援、業務プロセス分析、テーマの創出、テーマアセスメントを状況や目的に応じて提供するという。

「データ活用プランニングサービス」は、策定したデータ活用のテーマをもとに、施策の具体化計画を支援するもの。データ活用におけるゴールや完了基準を明確にし、施策実現のためのプランを策定するという。

「データ活用基盤アセスメントサービス」は、将来にわたってデータ活用を推進できる基盤の設計を支援するもの。デジタル活用に必要となる機能ポートフォリオやデータ活用ライフサイクルのリファレンスアーキテクチャを利用し、顧客がDX推進に求めるものをより具体化していくことが可能だとしている。