TTコミュニケーションズ(NTT Com)は12月8日、ワークスペースの即時検索や予約ができる「Dropin」について、2021年1月中旬よりワーケーション施設の検索・予約を可能にする実証実験を開始し、利用者およびワークスペース提供店舗の募集を開始すると発表した。
実証実験は、日本テレワーク協会、KNT-CTホールディングスと共同で行う。各者は、全国的なリモートワークやワーケーションをより普及させることを目的として、ワークスペースや宿泊施設、アクティビティや交通手段などを、ニーズに応じて検索し、予約・決済ができるサービスの提供を目指す。
「Dropin」では、専用のスマートフォンアプリを使って、利用者がいる場所の近くですぐにドロップイン(一時利用)できるカフェやホテル、コワーキングスペースなどを探すことができ、予約や決済もアプリ上で行うことが可能。また、事前に公衆無線LAN(Wi-Fi)や電源の有無、空席状況を確認することもできる。
実証実験はこうした「Dropin」の機能を使って、ワーケーションにおける働く場所の確保を実現する。
「Dropin」のトライアル利用の希望者、実証実験でワークスペースを提供する店舗の方の両方を募集する。いずれも「Dropin」のWebサイト上の応募フォームから申し込む必要がある。