SCSKサービスウェアは12月7日、UiPathが提供する「UiPath Studio」や「UiPath StudioX」を使用した「RPAオンライン セルフラーニング」の提供を開始した。2021年12月末までに1000人の受講申し込みを目指す。

近年、各企業では業務の生産性向上を図るためにRPAの導入が進んでおり、直近では新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、在宅勤務をはじめとするリモートワークが急速に浸透しつつある。

こうした社会的変化を受け、同社は非対面でも講師と受講者が双方向にコミュニケーションを取りながらRPA開発演習ができる「オンライン・ハンズオン・トレーニング」を2020年8月から提供開始し、2021年3月までに目標である500人の受講申し込みを達成する見込みとなっているという。

そのようなことから、非対面型オンライントレーニングへのニーズや「空いた時間でトレーニングを行いたい」「トレーニングのために1日時間を取るのが難しく、自分のペースで学習を進めたい」という要望に応えるため、RPAオンライン セルフラーニングの提供を開始する。

RPAオンライン セルフラーニングは、14日間の期間内に、いつでも、どこからでも受講できるサービス。従来の集合形式では、受講のために1~2日間の予定を確保する必要があったが、RPAオンライン セルフラーニングは自分のペースで、講師の説明を何回も聞き直しながら、演習を行うことができる。

利用するソフトウェアは、受講用と演習用のソフトウェアを使用し受講用ソフトウェアがクラウド型動画映像プラットフォーム「クラストリーム」、演習実施用ソフトウェアがUiPath StudioまたはUiPath StudioXとなる。

価格は、いずれも税別でRPA業務アセスメント・トレーニング(14日間)で標準価格は1人あたり3万円、UiPath公式 UiPath StudioX開発トレーニング(同)が同2万4000円、UiPath公式 速習プログラム入門(同)が3万円、UiPath実機操作トレーニング 基礎編(同)が3万円、UiPath公式 速習プログラム実践(同)が5万3000円。