日商エレクトロニクス(日商エレ)は12月7日、プロジェクト管理ツールを提供する米Asanaと販売代理店契約を締結し、同日からAsanaソフトウェアの販売や安定利用を支援するサービスの提供を開始すると発表した。
新型コロナウイルス感染拡大によるリモートワーク普及に伴いZoomなどのWeb会議製品を活用し、オフィスと在宅勤務のハイブリッドで働く会社が多くなっているが、離れて働くことでチームメンバーの仕事の進捗状況、課題が見えにくくなり、確認、調整といった「仕事のための仕事」が増加している。
そのような背景から、誰が、いま、何をしているのかなど、お互いに状況を把握する仕事の可視化ニーズが高まっており、同社はこのような課題に対してAsana製品に加え、同社製品を活用できるように支援するカスタマーサクセスサービスを提供する。
Asanaは、普段使いのメール、クラウドストレージ、チャットなどを取り込み、仕事の調整、進捗会議など仕事のための仕事から解放し、チームの活動を組織の目標と有機的に紐づけ、個人と組織のパフォーマンスを効率的に可視化するという。Zoomが発表したZapps(Zoom対応アプリケーション)のパートナーで、タスクからワンクリックでZoomを起動、またZoom会議中に画面を切り替えることなく、Asanaを利用できる。