SCSKは12月4日、インフォマートと2020年11月2日に販売代理店契約を締結し、電子請求書サービス「BtoBプラットフォーム 請求書」の提供を開始すると発表した。価格は、いずれも税別で初期セットアップ費用が30万円~、月額基本料金は1万5000円。

BtoBプラットフォーム 請求書は、電子請求書のプラットフォームとして発行する請求書だけでなく、受け取る請求書、支払金額の通知など、多様な請求業務の電子データ化に対応可能なクラウドサービス。事前申請が必要ない「電子帳簿保存法」に対応可能なペーパーレス(ECO活動推進)と、コスト削減にもつながる仕組みとして、現在、全国約50万社にが利用している電子請求書サービスとなる。

  • 「BtoBプラットフォーム 請求書」の利用イメージ

    「BtoBプラットフォーム 請求書」の利用イメージ

SCSKでは、自社開発したERPパッケージ「ProActive」や「SuperStream-NX」などの基幹系パッケージソリューションを提供しており、BtoBプラットフォーム 請求書との連携によりワンストップサービスで経理業務のデジタル化と経理部門でのテレワーク導入を支援する。

  • 連携のイメージ

    連携のイメージ

具体的には、BtoBプラットフォーム 請求書で受領した請求書データを「ProActive債務管理システム」「SuperStream-NX統合会計」などに取り込むことで、データでの確認作業から社内承認、支払、仕訳伝票の計上まで、すべての手続きをシステム上で完結することを可能としている。

また、BtoBプラットフォーム 請求書は、電子帳簿保存法の要件を満たしているため、受領した請求書の電子保存が可能となり、ファイリング作業や保管コストが不要となる。