United States Computer Emergency Readiness Team (US-CERT)は12月2日(米国時間)、「Mozilla Releases Security Update for Thunderbird|CISA」において、Thunderbirdに脆弱性が存在すると伝えた。この脆弱性を悪用されると、攻撃者によって影響を受けたシステムの制御権が乗っ取られる危険性がある。
脆弱性に関する情報は次のページにまとまっている。
脆弱性が存在するとされるプロダクトおよびバージョンは次のとおり。
- Thunderbird 78.5.1よりも前のバージョン
脆弱性が修正されたプロダクトおよびバージョンは次のとおり。
- Thunderbird 78.5.1
脆弱性は深刻度が重大(High)に分類されている。Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA)はユーザーおよび管理者に対し、上記のセキュリティ情報をチェックするとともに、必要に応じてアップデートを適用することを推奨している。