ラトックシステムは11月26日、CO2濃度など7つの値を測定できるWi-Fi接続の環境センサー「RS-WFEVS1」を開発したことを発表した。12月下旬より出荷を開始する。価格は20,800円(税別)。
「RS-WFEVS1」には、CO2、PM1/2.5/4/10、VOC、温度、湿度、気圧、UV、7種類のセンサーを搭載する。自宅のWi-Fiルーターに接続後、全項目の自動計測とクラウドへのデータ蓄積を開始する。PA方式を使用したCO2センサーを搭載し、従来のNDIR方式と比べて精度の高いCO2濃度計測が可能だとしている。
計測結果は、スマートフォン用アプリ「エアミル2」を使って、計測したリアルタイム値を数値で、変化をグラフで確認できるほか、CO2が指定した値を超えたときは換気が必要なタイミングでアラート通知が届くという。
日々の計測データはクラウドに蓄積し、CSV形式でのダウンロードが可能。CO2濃度をレポートとして記録し、感染防止対策への取り組みを数値化して伝えることができるという。
また、測定データは本体に搭載されるLEDでも確認可能。CO2、PM2.5、VOCのいずれか選択した項目の注意レベルをLEDで表示し、CO2選択時は1,000ppm以上で橙や赤になり、換気のタイミングがひと目でわかるということだ。
対応機種は、iOS 12以降、またはAndroid 6以降を搭載したスマーフォトン、タブレット。今後は、ifLink対応や対応デバイスとの連携を進める予定だとしている。