日経BPコンサルティングは11月25日、14年目になる「大学ブランド・イメージ調査 (2020-2021)」の結果を発表した。東日本編は、北海道、東北、北関東、甲信越の4地域を対象に、それぞれ独立した形で調査を実施している。
北海道エリアは14校、東北エリアは38校、北関東エリアは20校、甲信越エリアは22校を対象としている。大学ブランド総合力(49のブランド・イメージ項目の得票率を束ねて算出した総合スコア)の第1位は、北海道エリアは北海道大学、東北エリアは東北大学、北関東エリアは筑波大学、甲信越エリアは信州大学が獲得した。
同調査では、9項目のイメージを関連性の高い6つのグループ(6因子)に分類した上でのランキングも集計している。
例えば、東北の「地域貢献」においては、2年連続で山形大学が第1位を獲得した。同大学はこの因子で過去4年、3位、3位、1位、1位と常に高い評価を得てきたという
6因子のランキングでもう1校注目したい大学としては、山梨英和大学が挙げられている。同校は今回、甲信越の「グローバル」因子で初めて3位にランクインしたという。ここ3年で「グローバル」因子が、9位、5位と続いた後、今回3位となっており、「グローバル」な大学としてのイメージが確実に浸透してきている。