ソニービジネスソリューションは11月18日、国内向けに、クラウドベースでメディア管理・運用を実現する統合プラットフォーム「Ci Media Cloud Services (シー メディア・クラウド・サービス)」の提供を開始すると発表した。
同プラットフォームでは、クラウド上に設けられた仮想の作業スペース「Ci ワークスペース」によってコンテンツ管理を行う。このワークスペースには任意の制作者を所属させることができ、制作者は、所属している単一、または、複数のワークスペースへのアクセス権を持つ。
ワークスペースごとに素材の収集・管理・共有などが行えるため、制作チームや部署など、適切なアクセス権で素材の共有が可能で、制作過程の素材や完パケをさまざまな条件で外部へ公開できる「Ci メディアボックス」ツールにより、放送局とプロダクション間のような、外部との素材共有にも活用できるとしている。
さらに同プラットフォームは、リモート制作をサポートするさまざまなコラボレーションツールが利用できる。例えば、「Ci ビデオレビュー」アプリでは、複数の制作者が同じセッションへ参加し、再生位置を同期させてのプレビューや、フリーハンドで画面への書き込みを行うなど、制作者間でコミュニケーションを取りながらリモート制作ができるライブセッションツールを搭載している。