ウォッチガード・テクノロジー・ジャパンは11月17日、新たに2つのアクセスポイント(AP)「AP225W」と「AP327X」を発表した。
ウォールプレート型のAP225Wは、シングルロケーションに多くのユーザが集まる場所で高速かつセキュアなWi-Fi接続を提供し、共有オフィス、スマートアパート、コンドミニアム、介護付き住宅、ホテルなどの集合住宅に適しており、5GHz/2.4GHzのデュアルバンド同時接続が可能で、それぞれ最大867GHzと400Mbpsのデータ転送速度をサポート。
3つのイーサネットポートを同時に使用しつつ、1つの802.3af PoE アウトプットポートを使用してAPに最大3つのネットワークデバイスを接続することができ、ケーブル配線やスイッチイングのコストを削減することを可能としている。
エンタープライズグレードのパフォーマンスに加えて、AP225Wではシンプルなクラウドベースの管理機能、Wi-Fi攻撃をブロックするために同社が特許を取得しているWIPS(無線侵入防止システム)テクノロジーも提供するほか、MSP(マネージドサービスプロバイダ)はAPが備える柔軟性とセキュリティ機能を活用することができる。
一方、AP327Xは倉庫、製造所、モール、公共施設のWi-Fiゾーン、キャンプ場など、厳しい屋外環境でも高速かつセキュアなWi-Fi接続を可能とし、IP67準拠の筐体に4つのNタイプのコネクタを備え、環境条件の厳しい屋外で必要となる柔軟な無指向性アンテナパターンのカバレッジ機能を提供する。
クラウドベースの管理とWIPSにより、MSPはAP327Xの機能を活用してセキュアでハイパフォーマンスの屋外Wi-Fiを実現するという。