小田急電鉄は11月12日、暮らし方、働き方、学び方をリサーチし、ソリューションを提案するイノベーションラボ 「IFLATs」を発足させたことを発表した。
「IFLATs」は、社会課題解決のための新規事業を創出するプログラム「小田急イノベーション チャレンジ Climbers」から発足したもの。個人のエンパワーメントを目的として、情報 を収集・編集・共有すると同時に、新しいソリューションの開発に取り組むという。
IFLATsの機能は、リサーチを通じて得た知見を共有する、ディスカッションと協業のためのコミュニティと場をリードする、コミュニティの場で見出された気づきやアイデアを大切にしながら、開発・共創を進め、事業を立ち上げ運営する、という3つ。
初年度は、暮らしの中から「働く」を中心として、個人のスキルと経験、および個人を取り巻く「働き方」環境変化の2つに取り組むという。
「人生100年を自分自身でデザインするために、どのようなスキル、経験、サポートが必要か」 という視点でリサーチを進め、調査結果の発表やレポート、専門家インタビューを「IFLATs」サイト等で発信し、11月25日にはソリューションサービスのβ版をリリースするという。
また、「働き方改革」が進む中で、個人に影響を及ぼす法整備や企業の動きなどを整理し、環境変化 をもたらす原動力や事象を一覧化し、IFLATsサイトを通じて情報を公開するということだ。