シャープは11月9日、対面での接客を伴うサービス業などを中心に需要が高まっている、フェイスシールド、アイシールド、マウスシールドの計4種類6モデルを商品化し、販売を開始すると発表した。
同製品は、フィルム表面に微細な凹凸処理を施したモスアイ構造により、外光の屈折率を連続的に変化させ表面反射率を低減する。日光や照明などの反射で視界を妨げられることなく、手元での細かい作業もストレスなく行えるとのこと
また、表面基材にはポリカーボネートを使用しており、高透過率で着用者の表情もクリアに見えるので、企業の受付や接客業など、人と対面する機会の多い業務に適している。
さらに、同社が新たに開発した特殊なアクリル系樹脂とモスアイ構造の組み合わせにより、フィルム表面に付着した水滴の表面積を素早く広げることができるとし、温度差・高湿環境下で発生する結露やシールド装着時の呼気による曇りを防止することが可能だ。
加えて、フィルム表面は、傷の付きにくい特殊加工を施しており、フレーム部は、軽量で強度・耐食性にも優れるチタンフレーム(βチタン)を採用している。
また、交換用フィルムもオプションとして販売するとのことだ。各種類のオプション価格は以下の通り。