富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)は11月9日、OutSystemsのローコード開発プラットフォーム「OutSystems」の販売を開始した。価格は個別見積もり。販売目標は4年間で4億5000万円を計画している。

  • 「OutSystems」で実現する超高速開発の概要

    「OutSystems」で実現する超高速開発の概要

OutSystemsは、直感的なUIにより高速開発を可能とするローコード開発プラットフォーム。主な特徴として独自のユーザーインターフェース(UI)で、画面テンプレートやUIコンポーネントを提供する。具体的には63種類の画面テンプレート、132種類のUIコンポーネントを標準提供し、CSSやJavaScriptによる拡張を可能にすることで、UI開発における制約の軽減可能なほか、市場ニーズに即したUIで多様な表現に対応できるという。

また、Webアプリとモバイルネイティブアプリ両方の開発をサポートし、デバイスのセンサや機能との連携もローコード開発で可能。サーバーロジックとの非同期連携、ローカルストレージを利用したオフライン機能開発も標準サポートしている。

さらに、3000以上のオープンソースライブラリ「Forge」を利用した機能拡張ができ、再利用可能なモジュール、UIコンポーネント、外部サービス連携コネクタ、各種ライブラリを提供し、独自開発して追加することも可能で、エンジニアの高速開発を支援するという。