安否確認サービスやサイボウズkintone連携などビジネス向けのクラウドサービスを展開するトヨクモは6日、同社の「安否確認サービス2」において二段階認証機能を実装するバージョンアップを行ったことを発表した。
「安否確認サービス2」は、気象庁発表の警報と連動した自動安否確認メールや専用アプリによるプッシュ通知に指示、情報共有のためのグループメッセージングや見やすいリアルタイム自動集計機能など迅速で着実なやりとりをサポートする豊富な機能を備える。ここに、新たにメールによる二段階認証機能が加わっている。
実際の災害時には、利用ユーザーが登録したメールアドレスに届くURLのクリックで安否状況の回答が可能だが、より一層セキュアなシステムの運営が可能になる。同社は、ここ数年の一般企業を対象とした不正アクセス行為の増加傾向を機能強化の背景として挙げている。