日立システムズは11月4日、、ローカル5Gワンストップソリューションのラインアップの1つとして、「ローカル5Gアセスメントサービス」を販売開始すると発表した。
同サービスはローカル5Gの導入において、免許不要の電波を用いて事前に電波干渉の有無や電波強度測定を行い、適切な基地局配置や無線通信システムの設計・構築を支援するもの。
同サービスでは、日立製作所の研究開発グループと共同開発した新技術「屋内位置連動無線性能測定技術(特許出願中)」を活用し、ローカル5Gの無線局免許取得前に電波干渉の有無や電波強度の測定などを実現する。同技術により、これまでの3分の1の時間で電波測定が可能になったという。
同社は同サービスに加え、ローカル5G基地局の導入に必要となる移動通信システムの設計や基地局設置工事、配線工事などの設計・構築サービスを、日立システムズのグループ会社と連携して提供する。
また、同サービスによるアセスメントの結果を踏まえ、お客さまのニーズや業務環境に適したネットワークシステムの設計・構築・運用の提案をローカル5G以外の通信技術も含めて実施する。