2020年11月4日~6日にかけて東京ビッグサイトにて開催されている、空飛ぶクルマをテーマにした国内唯一の技術展示会「フライングカーテクノロジー」にて、eVTOL Japanは2人乗りのヘリコプター「ロビンソンR22」のeVTOL(電動垂直離着陸機)版の展示を行っている。
今回展示されているeVTOLは、同社がもともとロビンソンヘリコプターカンパニーのヘリを販売してきたことを踏まえ、そのエンジンをモーターに換装する形で実用化を図ったもの。ボディ部分はすでに型式証明を取得済みのため、実用化までの期間が短縮できるのが特徴だという。
同社は2年以内の販売を目指し、開発を進めているという。また、将来的には5人乗りにまで最大積載量を上げ、ドクターヘリや災害救助としての活用、空飛ぶタクシーなどさまざまな用途での利用を目指すとしているほか、UberAirの要求スペックにも対応していきたいとしている。