マックスは11月4日、POSデータ・納品データ・店頭画像データ・店頭情報・商圏情報など、小売店舗に関わる多種多様なデータを紐づけ、横断的な分析を可能とする小売店舗分析ツール「StoreScope」を提供開始したことを発表した。

  • 利用者に合わせたStoreScope専用画面と店頭画像の例(フィルターをかけた画像)

    利用者に合わせたStoreScope専用画面と店頭画像の例(フィルターをかけた画像)

StoreScopeは、メーカーおよび流通企業様が保有する多種多様なデータを連携させることが可能。同社がマーチャンダイジングの専門家として蓄積してきた売り場や売り方における経験・ノウハウをもとにした設計から、利用者の目的に合わせた最適な画面を開発し、直感的な操作でのデータ分析を実現するという。

店頭画像と売上実績の紐づけにより、店舗毎の陳列場所や陳列方法を加味した要因分析が可能となり、数値だけでは得られない売上改善アクションを導くことができるとしている。

メーカー部門別の活用例として、営業部門ではPOSデータと店頭画像データの分析から販促企画の効果検証と店舗別課題の抽出や、流通本部への店舗情報フィードバック。店頭活動管理部門では、店頭情報と店頭画像データで売り場タスクの進捗管理や店頭活動の要因分析・改善アクションの立案。企画部門ではPOSデータ+店頭画像データでより売れる販促ツールや陳列手法の確立、および店頭画像データから売り場のトレンドを把握することを挙げている。