米NetAppは10月26日(現地時間)、Spot by NetAppのコンテナ向けのサーバレス/ストレージレスソリューション、ハイブリッドクラウド向けの自律型ボリュームプラットフォーム、クラウドベースの仮想デスクトップソリューションを発表した。いずれもマルチクラウド環境の管理を簡素化し、最適化するとともに膨大なデータを使用するクラウドアプリケーションの移植をサポートするほか、ハイブリッドクラウド環境全体にわたる包括的なワークプレイスソリューションを提供するという。
Spot Storage by NetAppとSpot Ocean by NetAppを組み合わせた、コンテナ向けのサーバレス/ストレージレスソリューションは、Kubernetes上でマイクロサービスベースのアプリケーションを簡単かつコスト効率よく構築、導入、実行でき、ストレージサービスとデータサービスの管理が不要になるという。
また、NetApp Cloud Managerを通じて利用可能な新しい自律型ストレージおよびデータサービス(データ保護、最適化とポータビリティを含む)は、ハイブリッド環境全体にわたり完全な可視性と制御をもたらし、企業や組織はコンピューティングとストレージのコストを節約することを可能としている。
クラウドベースの新しいフルマネージド サービス、NetApp Virtual Desktop Management Service(VDMS)と、ハイブリッドクラウド向け仮想デスクトップインフラ(VDI)の新しい検証済みデザインは、企業がテレワークに伴うニーズの増加に応えるため、インフラリソースを拡大するのに役立ち、作業の手間を増やすことなく、継続的にリソースを最適化しつつ、コストカットを実現できるという。