ネオジャパンは10月23日、アンケート機能および運用管理機能を強化したビジネスチャット「ChatLuck(チャットラック)」バージョン3.7の提供を開始した。
アンケート機能はこれまでもあったが、1回で送信できる設問は1つだけだった。今回、複数設問の送信や文章を入力できる自由入力形式にも対応した。さらに、受付が終了したアンケートの結果を、CSVファイルで一括ダウンロードできるようになった。
また、これまではユーザーの種類がシステム管理者と一般ユーザーのみで、細かな権限設定ができなかったが、今回、ログ管理、ルーム管理、メッセージ管理、ファイル管理など、システム管理者の権限を一部制限したり、一般ユーザーに一部の管理権限を付与することが可能になった。
そのほか、氏名やメールアドレスなどユーザーのプロフィール項目ごとに、利用者による変更の可否を設定できるようになり、人事マスタとユーザー情報を連携している場合などに、利用者による情報の書き換えを防止できる。
さらに、iOS/AndroidOS端末に対するPush通知処理のProxy対応も行った。これにより、オンプレミス環境での利用時、ChatLuckサーバーからiOS/Android OS端末へのPush通知処理が、Proxyサーバーを経由して送信できるようになった。
なお、ChatLuckの提供価格(税別)は、クラウド版が1ユーザー/月額300円(契約数:5ユーザー~)、パッケージ版がルームライセンスが150,000円(10ルームまで利用可、ユーザー数無制限)でユーザーライセンスが360,000円/ルーム数無制限、100ユーザー~、2年目以降:72,000円~/年)