ルネサス エレクトロニクスは10月22日、IoT向け4G/5Gチップおよびモジュールプロバイダの仏Sequans Communications(シーカンス)と、シーカンスLTE-M/NB-IoTプラットフォーム「Monarch(モナーク)」をベースとするIoTモジュールの開発で協業することで合意したと発表した。

これにより、ルネサスのセルラーIoTモジュール製品が4Gならびに5Gセルラーでの接続に対応するようになるとのことで、ルネサスでは、開発されたモジュールをIoT関連企業向けに、スマートシティ、スマートホーム、産業IoTなどさまざまな用途のIoTシステム設計を合理化、簡素化することができるよう、マイコンとコネクティビティプラットフォームを合わせて提供していくとしている。

また、グローバルなパートナーシップであることから、世界中の多くのネットワークプロバイダへのサポート提供も行っていくともしている。

なお、今回の協業にて開発される最初のモジュールは、2020年第4四半期の半ばころに発表される予定で、その後、Bluetooth Low Energy対応などの機能を追加したモジュールも順次提供される予定だという。

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    ルネサスとシーカンスの協業イメージ