TOAは10月20日、LTE通信機能を搭載した屋外ドームカメラ一体型レコーダー「タウンレコーダーLTE」において、パソコンやスマートフォンを用いて遠隔地からアナウンス放送が可能となるオプションプラン「遠隔見守りサービス 日本語/多言語放送オプション」の提供を10月16日より開始したと発表した。
同社が提供する「タウンレコーダー」シリーズは、高精細映像での撮影が可能なカメラ機能と録画機能が一体化したレコーダー。同機のLTE通信機能を活用した「タウンレコーダー遠隔見守りサービス」では、インターネット経由でライブ映像の確認や記録画像のダウンロードができ、パソコンやスマートフォンを使っての遠隔監視を実現する。
今回提供を開始した「遠隔見守りサービス 日本語/多言語放送オプション」では、タウンレコーダーとスピーカーを組み合わせ、同社が管理するクラウドサーバーにアクセスすることで、ライブ映像を確認しながらアナウンス放送することが可能。
また、パソコン・タブレット端末やスマートフォンによるボタン操作のみで、状況に応じたアナウンスを選択することができる。インターネットが繋がる環境であれば場所を問わず、日英中韓の4カ国語にも対応した放送を行うことが可能だ。
同オプションの活用例としては、屋外駐車場、公園、交差点、通学路などの安全管理、駅・空港、商業施設などの公共空間における感染症対策としての遠隔監視、台風、豪雨時における沿岸部や河川周辺など、災害時の遠隔監視、および注意喚起などが挙げられる。販売価格や備考は以下の通り。