三菱電機ビルテクノサービスは、リモートメンテナンス契約のエレベーターを対象に二次元コード(QRコード)でエレベーターの休止や故障などの対応状況を確認できるサービス「エレシル」を21日より無償提供する。
エレベーターの乗り場付近に貼られた二次元コードをスマートフォンで読み取るだけで、休止や故障などの対応状況、次回点検予定日など個別のエレベーターの対応状況を確認できる。災害時には、人が閉じ込められている、エレベーターが止まっているなどの情報のやりとりを迅速に行える機能も搭載し、電話に加えて新たな緊急通信を提供する。
また、同社のエレベーターリモートメンテナンス「ELE FIRST-i plus」では、遠隔点検や遠隔診断、緊急対応に加え、ファン制御や待機階変更などWebを通じた遠隔設定変更も提供している。これらのWebサービス契約者は、さらなる設定情報の表示も可能になる。