CA(サイバーエージェント)の連結子会社であるAI Shiftは10月20日、同社のAI自動音声対話システム「AI Messenger for Voice」において、バージイン機能(割り込み対応機能)を実装したと発表した。
バージイン機能とは、システムの発話中にユーザーが割り込んで話しかけた場合でも、ユーザーの発話内容を認識することができる機能。「AI Messenger for Voice」は同機能の実装により、システム発話の途中でユーザーが発話した場合でも音声認識が可能となり、聞き直しを軽減することでより人間に近いスムーズな会話を実現する。さらに、対話の煩わしさの解消により対話シナリオの短縮につながり、対話完結率の向上にも期待できるとしている。
同社は今後、AI技術の研究開発組織「AI Lab」における研究や自然言語処理や音声対話の研究を牽引する大学との産学連携を通して、カスタマーサポートの効率化に寄与するサービス開発に取り組む方針だ。