ソフトバンクは10月16日、情報工学や情報科学、統計学などの分野において、AI(人工知能)に関する学修・研究に取り組む修士課程1年次の学生を対象とした、最大で総額1億円の2021年度給付型奨学金プログラム「ソフトバンクAI人材育成スカラーシップ」(奨学金名称:JEES・ソフトバンクAI人材育成奨学金)を設立すると発表した。

「ソフトバンクAI人材育成スカラーシップ」は、AIが全ての産業で幅広く活用され、各産業のビジネスモデルが大きく変わっていく時代において、産業の発展を担う「AI人材」の育成に貢献することを目的としたもので、ソフトバンクが日本国際教育支援協会(以下、JEES)の「冠奨学金事業」に支出した寄付金が、最大100人の学生に100万円ずつ奨学金として給付される。

JEESが、指定の大学に2021年4月時点で修士課程1年次として在籍する学生を対象に、2020年10月16日から2021年1月8日まで奨学生を募集する。

なお、「ソフトバンクAI人材育成スカラーシップ」は、2019年度と2020年度に引き続き3回目の実施となっている。