ブランド総合研究所は10月14日、国内1,000の市区町村および47都道府県を対象とした「地域ブランド調査2020」の結果を発表した。同調査は、全国の消費者31,734人から有効回答を得たもので、認知度や魅力度、イメージなど全84項目から構成される。
都道府県の魅力度ランキングにおいては、昨年と同様、北海道が第1位を獲得した。第2位は京都府、第3位は沖縄県となっている。2013年から2019年まで7年連続最下位だった茨城県が最下位を脱し、第42位に上昇した。今回、最下位となったのは栃木県。
前年から魅力度が最も上昇した都道府県は長野県で、前年の24.8点(10位)から30.5点(8位)と5.7ポイント上昇した。続いて、石川県が3.8ポイント、沖縄県・茨城県が共に3.7ポイント上昇している。
市区町村の魅力度ランキングでは、京都市が51.9点で3年ぶり3度目の第1位となった。2位には前年1位の函館市、同2位の札幌市が同点で並んでいる。前年から魅力度が最も上昇したのは糸満市で、前年の11.1点(264位)から17.0点(143位)と5.9ポイント上昇した。これに、稚内市の4.9ポイント、柳川市の4.0ポイント上昇が続いている。