Microsoftは10月9日(米国時間)、「Tasks in Microsoft Teams is now generally available! - Microsoft Tech Community」において、Microsoft Teamsデスクトップ版の新しいタスク機能がすべてのユーザーに展開され、GA(Generally Available)に到達したと伝えた。Teamsの新タスク機能は2019年の開発者イベント「Ignite」で発表され、2020年9月より順次展開が進められていた。モバイル版はまもなく展開が開始され、11月には完了する予定だという。
Teamsのタスク機能は、Microsoft PlannerとMicrosoft To Doという2つのタスク管理ツールをベースに開発されており、個人のタスクとチームのタスクをTeamsアプリ内で一括で管理することができる。
このタスク機能は一般的に「Tasks in Teams」という名前で呼ばれているが、デスクトップ版では当初「Planner」の名称でリリースされ、現在は変更されて「Tasks by Planner and To Do」の名称で提供されている。そしてGAが完了したことで、今度は「Tasks」という名称に変更される。この名称変更のプロセスは、既存のPlannerおよびTo Doのユーザーを混乱させないことを目的としており、当初から予定されていたもの。「Tasks」への変更は10月末までに行われる予定で、変更を開始する際は再びアナウンスするとのことだ。
iOS版およびAndroid版は展開されると、Teamsアプリの[その他]メニュー内にタスクの項目が表示されるようになる。メニューへのタスクの追加は自動で行われ、追加のダウンロードなどは必要ないとのことだ。