Microsoftは10月5日(米国時間)、「Microsoft Bing: the search engine that gives back|Bing Search Blog」において、提供する検索サービスの名称を「Microsoft Bing」へ変更すると発表した。検索サイトはすでに更新されており、使われているロゴが「Microsoft Bing」の名称を含むものへ変更されている。
Microsoftはしばしばプロダクト名やサービス名の変更を行う。最近では、2020年3月30日(米国時間)にOffice 365のブランドの下で提供されてきたサービスを「Microsoft 365」という名称へリブランドした(参考:「マイクロソフト、Office 365から「Microsoft 365」へブランド名変更」)。
StatCounterの報告によれば、2020年9月における検索エンジンのシェアはGoogleが92.27%で1位、これにMicrosoft Bingが2.83%で2位につけている。日本は多少シェアが異なっており、1位がGoogleで76.28%、2位がYahoo!で19.19%、3位がMicrosoft Bingで4.04%となっている。
Microsoft Bingは検索エンジンでは2位または3位のポジションにあることが多いが、1位のGoogleが圧倒的なシェアを持っており、Microsoft Bingのシェアは数パーセントにとどまっていることが多い。MicrosoftはBingの名称を「Microsoft Bing」に変更するなどして検索エンジンサービスの強化を狙っているものと見られる。